えいおにIBDログ

えいおにIBDログ

管理栄養士 兼 クローン病患者のえいおにがクローン病に関する情報を発信します!

「えいおにIBDログ」はじまります!

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2019年9月15日「えいおにIBDログ」を開設しました!

このブログでは管理栄養士兼クローン病患者の「えいおに」が日々の経過記録を中心にクローン病患者の食生活やIBDに関する情報をお届けしていきます。

えいおにってどんな人?

病院に勤務する管理栄養士♂であり、クローン病患者です。

幼いころにクローン病を発症し、管理栄養士を目指しました。

管理栄養士というと「給食のおばさん」を想像する人も多いと思いますが、僕が行っているのは調理などの給食業務ではなく、患者さんに直接関わりながら食事指導や栄養相談を行う栄養管理業務が中心です。

「えいおに」は給食のおばさんではなく「栄養のおにいさん」として働いているのです。

えいおにのクローン病

11歳でクローン病を発病し、クローン病歴20年程度。

現在は低脂肪低残渣食+エレンタールでの栄養療法、内服+生物学的製剤の薬物療法を行いながら治療を継続中。

完璧な寛解は難しいですが、悪いながらも細々と低空飛行な日々を送っております。

「えいおにIBDログ」を始めるきっかけ

管理栄養士として、患者として、他のクローン病患者さんにお届けできる情報があるのではないかと思い、この「えいおにIBDログ」を始めました。

クローン病歴は長いですが、総合病院での治療を行っていたため他のIBD患者さんにお会いすることはほとんどありませんでした。

そのため治療や栄養療法も独学。

誰かに病気について相談することもなく、一人で病気と戦っているという気持ちをいつももっていました。

転機があったのは1年ほど前。それまでの治療では炎症を抑えることが難しくなり、IBD専門診療科のある病院を紹介受診。そのまま入院となりました。

そこは全国でもトップのIBD科のある病院で、入院すると周りはIBD患者ばかり。はじめて「自分以外にも病気で苦しんでいる人がこんなにいるんだ」と心から驚きました。

みんなが当たり前のように首からCVを挿入し、食事を食べている人のほうが珍しい状況。

絶食はいままでと同じようにつらいものでしたが、周りの患者さんとIBDについての話をしたり、おいしいアメを分け合ったり、みんなで協力し助けって治療をしているような初めての体験でした。

そして僕のようにひとりで悩んでいるIBD患者さんに、仲間がいるということを伝えたいと思うようになりました。

「えいおにIBDログ」でお届けしたいこと

1.僕自身の食生活や症状記録を通して、クローン病患者の生活状況を発信します。

2.医療に関わる管理栄養士としての立場から、クローン病IBDに関する医学的・栄養学的情報をお届けします。

さいごに

このブログを読んでいただけるということは、あなた、もしくはあなたの大切な人がIBD患者さんであるということでしょう。

これからお届けする情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。

そして、少しでもクローン病患者さんの勇気につながればと思っています。

忘れないでください。あなたは一人ではありません。