えいおにIBDログ

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管理栄養士 兼 クローン病患者のえいおにがクローン病に関する情報を発信します!

【クローン病の治療】入院経過報告③ 炎症改善とエレンタール再開

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こんにちは。管理栄養士兼クローン病患者のえいおにです。

今回も入院中の経過報告をしていきたいと思います。

以前の経過についてはこちらに記載しておりますので気になる方はご覧ください。

oni-nutrition.hatenablog.com

 炎症(CRP)の変化

前回からプレドニンを40mg/日で開始。

やはりステロイドの効果は素晴らしいもので、絶食だけでは下がらなかったCRPが9月20日時点で2.26まで改善しています。

加えてエンタイビオ開始後に発生していた顔面の発赤とニキビもひとまず落ち着き、現在は少し赤い程度まで治まりました。

ステロイドで発赤が改善したことを考えると、腸管で吸収されなかった炎症成分が関係していた可能性があるのでしょうか。

現在は治まりつつあるので今となっては詳しくわからないですが、新しい薬ということもあってまだまだ副作用も不明な点が多そうです。

エンタイビオ投与後の体調

さて、エンタイビオを投与しもうすぐ2週間。

皆さんが気になるのが体調の変化だと思いますが、

体感としては

 

・・・よくわからない。

 

CRPとしては改善しているのですが、同時に開始となったステロイドの影響が強いような印象。

何度か続けていくことで効果が実感できるかもしれないので、引き続き体調の変化は記録していきたいと思います。

おかえりエレンタール

CRP改善に伴い9月21日からエレンタールが再開になっています。

初日は1日に1包、2日目は1日2包、3日目(本日)からは1日3包にアップしています。

僕は根っからのエレンタール信者なのでやっと再会できた相棒に感謝を抱きつつ、毎日おいしくいただいています。

おそらく9割以上の人がエレンタールをマズイと思うのでしょうが、

僕はエレンタールを全然マズイと思わないんです。

さいころから長年飲み続けているのもありますし、食事を食べることの不安感よりエレンタールを飲む安心感のほうが大きくて、依存しているところがあるのかもしれませんね。

 

ちなみに初日のエレンタールは500mlに1包と薄い濃度で作りました。

豆知識ですが、長期の絶食を行うと腸管からの吸収能力が下がります。

このため今まで飲めていた濃度のエレンタールでも下痢をしてしまう可能性が高くなります。

絶食後の食事で重湯やみそ汁を食べた経験がある方も多いと思いますが、これも腸管の吸収低下を予想してのものです。

「久しぶりに食べるとお腹がびっくりするから」という皆さんのイメージは正しく、

休んでいた腸に今まで通りの食事が入ってしまうと腹痛・下痢など腸の刺激につながってしまうので注意しましょう。

さいごに

連休中は特に検査もなく自覚症状での評価にはなりますが、エレンタールが再開してから少し腹痛が出てきています。

連休明けの明日は採血の予定もありますのでCRPが上がっていないことを願うばかりです。

9月25日には2回目のエンタイビオ投与も予定していますので、経過についてはまた報告していきたいと思います。

 

今回は以上になります。

ご覧いただきありがとうございました。